タイ両替2026完全ガイド|空港・スーパーリッチ・ATM
どこが一番お得か、バンコク在住者が正直に比較
「空港で両替すべきか、市内まで待つべきか?」——タイ旅行で多くの方が悩むポイントです。結論から言うと、両替する場所によって1万円あたり500〜1,000円近い差が出ることがあります。
バンコクに住む筆者が、空港・スーパーリッチ(3色の違いも解説)・銀行ATM・ホテルを正直に比較します。「到着直後に何円両替すればいいか」という具体的な金額まで、旅行者目線でまとめました。
1まず数字で見る:場所によるレートの差
百聞は一見にしかず。まず「1万円を両替したときにどれだけ差が出るか」を具体的な数字で見てみましょう。(2026年4月現在の参考値)
5万円両替すれば約3,500円、10万円なら約7,000円の差になります
「旅行中の全予算をどこで両替するか」は、想像以上に旅行コストに影響します。次のセクションで各場所の詳細を確認しましょう。
2両替場所ごとの詳細比較
スワンナプーム空港・ドンムアン空港ともに、到着ロビーには複数の両替所が並んでいます。利便性は最高ですが、レートは市内に比べて明らかに悪めです。空港を出る前にどうしても現金が必要な場合に少額だけ両替するのが賢い使い方です。
ただし、エアポートリンクのチケット売り場付近(地下B階)にあるスーパーリッチ1965の支店は、同じ空港内でも市内と同水準のレートで両替できる穴場です。荷物に余裕があれば少し歩いてでも利用する価値があります。
バンコクで「両替と言えばスーパーリッチ」と言われるほど有名な両替所です。手数料なし・最高水準のレートが特徴で、在住日本人も旅行者も愛用しています。プロンポン・サイアム・アソークなど繁華街に多数の支店があり、アクセスも良好です。
注意点として、「スーパーリッチ」という名前の両替所は3系統あります(詳細は次のセクション)。どれも高レートですが、系統によって営業日・支店数が異なります。
タイ大手銀行での両替は安心感がありますが、スーパーリッチと比べるとレートが劣り、手数料がかかる場合もあります。パスポートの提示が必要です。スーパーリッチに慣れていない方や、初めてのタイで不安な場合の選択肢として考えてください。
タイのATMでは、日本のキャッシュカードやクレジットカード(Visa/Mastercardのデビットカードなど)を使ってタイバーツを引き出せます。Sony銀行・住信SBIネット銀行のカードは海外ATM手数料が安めで人気です。
注意点:タイのATMは1回の引き出しにつき220バーツ(約930円)の手数料が自動でかかります。少額を何度も引き出すと手数料だけで大きなロスになるため、引き出す場合は1回にまとめることが鉄則です。
ホテルでの両替は「現金が急に必要になった緊急時」専用です。レートはスーパーリッチと比較して明らかに悪く、主要な選択肢には入りません。深夜に現金が底をついた場合など、本当に困ったときだけ利用してください。
3スーパーリッチ3色の違いを整理する
バンコクに初めて来た方が必ず混乱するのが「スーパーリッチ」の3系統問題です。同じ名前でもオレンジ・グリーン・水色はまったく別の会社です。バンコク在住者として実態を整理します。
旅行者にとって最も使いやすいのはオレンジのSuperRich 1965です。支店数が圧倒的に多く、年中無休で、スワンナプーム空港の地下にも支店があります。グリーンも本店のレートは優秀ですが、日曜定休と支店数の少なさがネックです。
4ATM引き出しは「あり」か「なし」か?
「スーパーリッチまで行く時間がない」「深夜で両替所が閉まっている」——そんなときにATMは便利です。ただし、使い方を間違えると損をします。
ATMで損しないための鉄則
① タイのATMは1回につき220バーツ(約930円)の手数料が徴収されます。
② 「両替レートを適用する(Convert at this rate)」と聞かれたら必ず「NO」を選択。「YES」を選ぶとATM側の不利なレートが適用されます(DCC詐欺と呼ばれます)。
③ 引き出す場合は1回で多めにまとめて引き出すのが鉄則。数回に分けると手数料が倍増します。
海外ATM手数料が安いカードを使うことで損を最小限にできます。Sony銀行・住信SBIネット銀行・Wiseデビットカードなどが旅行者に人気です。いずれも、タイATMの220バーツ手数料は避けられないため、あくまで「スーパーリッチが使えないときの代替手段」として考えてください。
5旅程別:あなたに合った最適戦略
| 旅程・状況 | おすすめ戦略 |
|---|---|
| バンコクのみ・3〜5泊 | 空港で最小限(移動費のみ)→ 市内スーパーリッチで一括両替 最もお得 |
| バンコク+プーケット・チェンマイ | バンコクでスーパーリッチ(多めに)→ 地方はATMで補充 |
| 離島・地方メイン | バンコクで全額スーパーリッチ両替が理想。足りなければATM |
| 深夜到着・疲れている | 到着フロアで少額→ 翌日スーパーリッチへ 現実的 |
| 短期出張(2泊以内) | ATMで必要額だけ引き出す(両替所往復の時間コスト考慮) |
6到着直後、まず何円両替すればいい?
「空港でとりあえずいくら両替すれば安心か?」——この質問に答えている記事が意外と少ないので、明確にします。
空港からホテルまでの移動費(Grabで200〜400バーツ程度)と、チェックイン当日の食事・飲み物代をカバーできれば十分です。Grabはクレジットカード払いが基本のため、現金は最小限でOKです。翌日の午前中にスーパーリッチで残りを一括両替するのが、最もお得な動き方です。
移動費と初日の食事代をカバー。レートが悪くても少額なので損失は数十円程度に収まります。
無理に当日中に両替所を探す必要はありません。まず落ち着いて休みましょう。
旅行中に使う予定の全額をここで両替。BTS沿線の支店が便利。公式アプリで事前にレートを確認できます。
7よくある疑問Q&A
8まとめ
両替の基本は「空港での両替は最小限・市内スーパーリッチで一括」です。この1点を守るだけで、10万円規模の旅行なら5,000〜7,000円の節約になることもあります。
市内スーパーリッチ(オレンジのSR1965が最も使いやすい)
到着フロアは最小限。地下BのSR1965支店は市内水準のレート
220THB/回の手数料あり。1回で多めに引き出す。DCCは必ず「NO」
緊急時のみ。レートは最悪クラス
日本でのバーツ両替は不要。円のまま持参する
3,000〜5,000円だけ空港で→翌日スーパーリッチへ

