第6章:安全・詐欺・トラブル対策【完全ガイド】バンコクの手口・対処法・緊急連絡先

🛡️ タイ旅行完全ガイド|第6章

知識だけが、
あなたを守る。

タイは魅力的な国ですが、旅行者を狙う詐欺や犯罪も実在します。怖がる必要はありません。でも、手口を知っておく必要はあります。この章では2026年最新の詐欺手口10選・盗難対策・病気・事故・パスポート紛失まで「もしもの時」を完全にカバーします。

🎭 詐欺手口10選+心理メカニズム
🗺️ エリア別治安マップ
👜 スリ・盗難対策
🏥 病院・病気・健康
📘 パスポート紛失対処フロー
📞 緊急連絡先まとめ

CHAPTER PROGRESS — 6 / 7
✓ 第1章基礎知識
✓ 第2章出発前の準備
✓ 第3章通信・お金
✓ 第4章空港〜ホテル
✓ 第5章観光・グルメ
▶ 第6章安全対策
 第7章帰国・FAQ

① 前提として:タイの治安の正しい認識

まず大前提として、タイ・バンコクは「危険な旅先」ではありません。毎年何百万人もの日本人旅行者が安全に楽しんで帰国しています。バンコクの観光エリアは昼夜問わず多くの人が歩いており、治安は東南アジアの中でも比較的良好です。

ただし、日本と同じ感覚で無防備に行動すると危ない場面が出てきます。在タイ日本大使館の2024年統計でも、日本人がタイで遭う被害の大半は「窃盗」と「詐欺」。つまり、知識さえあれば9割以上のトラブルは防げます。

💡 タイの治安の正しい捉え方
  • バンコクは「強盗が怖い」ではなく「詐欺・スリが怖い」都市。準備の方向性が違う
  • 観光地では親切そうに近づいてくる「見知らぬ人」に注意が必要
  • 夜間の人気のない路地・一人歩きは避ける(どの都市でも同様)
  • 2026年3月の調査でも、タイの詐欺言及率は日本の約6倍。最新情報を把握して臨むことが重要
トゥクたろう
トゥクたろうのひとこと

「この章を読んで怖くなった人、安心してトゥク!知識を持った上でタイに行けば、むしろ怖いものなしトゥク。詐欺師が困るのは、手口を知っている旅行者。あなたはもう詐欺師の天敵トゥク!バンコクを思いっきり楽しんでトゥク〜!」


② エリア別治安マップ:どのエリアに注意が必要か

バンコクは同じ市内でもエリアによって治安が大きく異なります。滞在エリアを選ぶ際や、夜の行動計画を立てる際の参考にしてください。

🏙️
スクンビット(アソーク〜プロンポン)
比較的安全
高級ホテル・モール多数。警察の巡回も多い。夜間でも大通りは人が多く安心。ただし深夜のナナ・アソーク周辺のバー街は注意。

🛍️
サイアム・チットロム
比較的安全
ショッピングモール密集地帯。人が多く観光警察も配備。スリには注意が必要だが全体的に安全なエリア。

🏛️
王宮・ワット・ポー周辺
詐欺師に注意
観光地のため詐欺師が集中。「今日は閉まっている」「案内する」系の声がけが最も多いエリア。犯罪リスク自体は低い。

🎒
カオサン通り周辺
深夜は注意
バックパッカーエリア。置き引き・スリのリスクあり。深夜の一人歩きや泥酔は危険。安宿が多いが治安面では注意が必要。

🍜
チャイナタウン(ヤワラート)
夜の路地注意
夜の屋台街は賑やか。大通りは安全だが暗い路地への一人での立ち入りは避ける。スリには注意。

🌃
パッポン(シーロム夜市)周辺
飲みすぎ・ぼったくり注意
歓楽街。バーでの過度な飲酒が事故・盗難につながる事例が多い。一人で入るのは特に注意。現金は最小限に。


③ バンコクのよくある詐欺手口10選(2026年最新版)

「手口を知るだけでなく、なぜ引っかかってしまうのか」の心理的メカニズムを理解しておくと、その場での判断が格段に速くなります。旧来の手口に加え、2025〜2026年に増加している新型手口も追加しました。

1
王宮詐欺(今日は閉まっています詐欺)
⚠️ 被害大・毎日発生

「今日は王宮が清掃で閉まっています。別の素晴らしいお寺を知っていますよ。トゥクトゥクで案内します。とても近いですよ。」
旅行者の「せっかく来たのに…」という失望感を利用。親切に代案を提示されると断りにくくなる。最終的に宝石店や土産物屋に連行され、不要な高額商品を買わされる。
王宮は「清掃で閉まる」ことはほぼない。声をかけてくる人物は無視して王宮へ向かう。本当に閉まっていたとしても、見知らぬ人のトゥクトゥクには絶対に乗らない。

2
お金見せて詐欺(日本円を見たい詐欺)
⚠️ 2026年も急増中・大使館警告

「ドバイから来ました。子供に日本のお金を見せてあげたい。少し見せていただけますか?」→会話中に財布・カードを抜き取られる
「子供のため」という感情に訴えるフレーズで警戒を緩める。会話に集中している間に手元への注意が散漫になる。在タイ日本大使館が繰り返し注意喚起を発出している現在進行形の被害。ワットポー・ヤワラート・スクンビット通りで特に多発。
見知らぬ人から「お金を見せてほしい」と言われたら即座に断り、その場を離れる。理由がどんなに「善意っぽくても」財布を出さない。中東系男性が子連れで近づいてくる典型パターンに注意。

3
宝石・ジェム詐欺
⚠️ 被害額が大きい(数万〜数十万円)

「今日だけ政府の特別セールがあります。このルビーを日本で売れば5倍になる。私の友人の店に案内します。」
「限定・今日だけ」の希少性と「儲かる」という欲求を同時に刺激。「政府公認」というウソで信頼性を偽装。最終的には市場価値ゼロに近い偽石を法外な価格で買わされる。
政府が宝石販売を旅行者に紹介することはない。「日本で売れば儲かる」は100%詐欺のセリフ。旅行中に宝石を購入しない。

4
友達詐欺(親しくなってから高額請求)
⚠️ 男性旅行者に特に多い

「日本語を勉強しています」「日本が大好きです」と声をかけてきて仲良くなり、食事や飲み会に誘われ、最後に法外な請求書が来る。
「仲間意識」と「好意」を作ることで判断力を鈍らせる。十分に信頼関係を築いてから行動するため、その場で気づきにくい。「まさかこの人が…」という思い込みが防衛を下げる。
見知らぬ人から声をかけられ食事・飲み会に誘われた場合は断るのが基本。どうしても行く場合は支払い前に金額を確認し、法外な請求には毅然と拒否する。

5
タクシー・トゥクトゥクぼったくり
⚠️ 空港周辺・観光地で多発

「メーターは使わない、○○バーツ固定で」/「遠回りして通常の3倍の料金を請求」/「メーター自体を改造して異常なスピードで料金が上がる」
旅行者が現地料金を知らないことを利用。荷物が多いなど「断りにくい状況」を作る。空港到着直後で疲弊していると判断力が落ちる。
Grabで事前に料金を確認してから乗車する習慣をつける。タクシーはメーターを必ず使わせる(乗車時に「35バーツ」表示を確認)。空港では正規カウンターを利用。第4章を参照。

6
偽警察官詐欺
⚠️ 心理的圧力が強い

「警察です。パスポートを見せなさい」と近づき、チェック中に財布を確認。現金・カードを抜き取るか、「不法滞在の疑い」として罰金を要求する。
「警察・権力」への服従心理を利用。「逮捕される」という恐怖感が判断を狂わせる。
本物の警察がいきなり財布を確認することはない。疑わしい場合は「最寄りの警察署に一緒に行きましょう」と提案する。観光警察(1155)に電話して確認してもよい。

7
ロングテールボート詐欺
⚠️ 時間ロス・追加料金

「格安でバンコクの運河を案内する」と勧誘し、途中で土産物屋・宝石店に立ち寄り、「買わないなら降ろさない」または帰路に追加料金を請求。水上バイクレンタルで傷をつけられ法外な修理代を請求するケースも。
「格安・お得」の魅力。ボート・バイクに乗ったあとは逃げられないという状況を作る。
ボートツアーは料金・ルート・所要時間を乗船前に確認。水上バイクを借りる際は乗車前に全傷を写真で記録してから乗る。Klookなど正規ツアーを利用するのが安全。

8
SNS・闇バイト誘引
⚠️ 外務省警告案件・生命の危険

「タイでの高収入バイト」をSNSやゲームで勧誘。渡航後にミャンマー国境付近の特殊詐欺拠点に連行され、強制的に詐欺業務に従事させられる。脱出できない・暴行を受けるケースも。
「高収入・海外での仕事」という夢を利用。SNSという身近なプラットフォームで接触するため警戒が薄くなる。渡航するまで本当の目的を明かさない。
面識のない人物からの海外仕事の誘いは絶対に断る。「タイ・ミャンマー国境付近での仕事」は特に危険。少しでも怪しいと思ったら外務省・警察に相談する。

9
同情金融詐欺(旅券・財布を盗まれた外国人を装う)
🆕 2025年以降増加

台湾人・香港人・シンガポール人を名乗る女性が「バスの中で財布を盗まれた。ホテルにチェックインできない。お金を貸してほしい」と涙ながらに訴えてくる。
「困っている人を助けたい」という善意を悪用。外国人という共通点で親近感を演出。涙・演技で判断力を奪う。
見知らぬ人への現金の貸し付けは絶対にしない。本当に困っているなら大使館・観光警察に誘導する。演技がどれだけ上手くても払わない。

10
会計詐欺(店員を装った先払い要求)
🆕 カフェ・居酒屋で増加

ガイドブック掲載の人気カフェ・日系居酒屋周辺で、制服に似た服を着た人物が「先にお会計をお願いします」と近づき現金を受け取って逃走する。
店の制服に似た服装で信頼を偽装。「先払い制です」というウソを前提に話すため、疑いにくい。
会計は必ず店舗のレジカウンターで行う。テーブルで見知らぬ人物が「お会計」と言ってきたら店員かどうかを店内で確認する。明らかに制服がおかしい・違和感を感じたら即断る。

🚨 全詐欺に共通する「たった1つのルール」

「見知らぬ人から声をかけられたら、まず詐欺を疑う。」
タイの詐欺師はプロです。親切で、流暢な英語を話し、あなたの国のことを知っていて、フレンドリーです。だからこそ危険です。旅行者が「助けを求めていない場面」で近づいてくる人物には、最大限の警戒を持って接してください。


④ スリ・盗難・置き引き対策

スリ被害が多い場所・状況

場所・状況 手口 対策
混雑した市場・ナイトマーケット 人混みを利用した素早い抜き取り バッグは前抱え。ポケットに貴重品を入れない
BTS・MRT車内(ラッシュ時) 混雑に乗じてバッグを切られることも バックパックは前に抱える。スマホを出したまま乗らない
飲食店・カフェのテーブル テーブルに置いたスマホ・カバンを素早く持ち去る スマホ・財布は体から離さない。バッグは椅子の足に通す
バイクによるひったくり 走行中のバイクが歩道から鞄を奪う 大通りを歩く際、車道側にバッグを持たない。斜め掛けバッグが安全
観光地周辺 「偶然ぶつかる」演技で注意を逸らしながら盗む 知らない人にぶつかられたらすぐ貴重品確認
泥酔した状態 判断力が低下した状態を狙った財布・スマホ盗難 飲みすぎない。一人で夜道を歩かない

日常的な防犯ルール

🎒
バッグは前抱えが基本

バックパック・ショルダーバッグは必ず前か脇に抱える。背負ったまま混雑に入らない。

💳
現金は分けて持つ

財布・カードを全て同じ場所に入れない。緊急用の現金(2,000B程度)は別の場所に保管。

📱
スマホを無防備に出さない

人混みでのスマホ操作は危険。外では必要時だけ取り出す。カフェ・ホテルで落ち着いて使う。

📋
重要書類のコピーを持つ

パスポートのコピー(写真ページ)をスマホに保存+クラウドにもバックアップ。紙コピーも持参。

🌙
深夜の単独歩行を避ける

特に人気のない路地・深夜1時以降の徒歩移動は避ける。Grabを使う。

🍺
泥酔に注意

酔った状態での一人歩きは最大の危険。グループ行動 or ホテルに帰るのが鉄則。

📱
旅行中のSNS投稿に注意

「今ホテルに誰もいない」「この場所にいる」をリアルタイムで投稿するのは危険。帰宅後に投稿を。

🏍️
バイクレンタルの落とし穴

タイでバイクを借りる際はパスポートを担保に取られることも。傷つけ詐欺も多い。乗車前に全傷を撮影・確認必須。免許証なければ違法。

トゥクたろう
トゥクたろうのひとこと

「SNSの投稿でリアルタイムの位置情報を公開するのは本当に危ないトゥク!「今○○のホテルにいます」「今日は誰かと出かけてホテルに誰もいません」みたいな投稿は泥棒に教えているようなものトゥク。写真は帰ってから上げるのがスマートな旅行者トゥク〜!」


⑤ 病気・体調不良・病院の利用法

🌡️
熱中症・脱水

バンコクの気温は35〜40℃。外出時は30分に1回は水分補給。塩分補給も重要。頭痛・めまいを感じたら涼しい場所へ即移動。コンビニのスポーツドリンクがおすすめ。

🤢
食中毒・下痢

生野菜・氷・加熱不十分な食材に注意。屋台は回転の速い店を選ぶ。整腸剤・ストッパーを持参。症状が重い場合は病院へ。水は必ずペットボトル水を使用。

🦟
蚊・デング熱

デング熱を媒介する蚊に注意(雨季に増加)。長袖・虫除けスプレーを活用。発熱・頭痛・関節痛・皮疹が出たら即受診。日本にワクチンなし。

☀️
日焼け・紫外線

タイの紫外線は非常に強い。SPF50以上の日焼け止めを出発前に塗り、2〜3時間ごとに塗り直す。帽子・サングラスも必携。

❄️
冷房による体調不良

タイのデパート・電車・バスは冷房が強烈。薄手の上着を常備し、急激な温度差を避ける。のどが弱い人は特に注意。

🐕
犬・野生動物

野良犬が多いバンコク。噛まれた場合は狂犬病のリスクがあるため、すぐに傷を流水で洗い、直ちに病院へ。ワクチン接種が必要な場合あり。

バンコクで日本語対応できる主要病院

病院名 特徴 電話番号
バンコク病院(Bangkok Hospital) 日本語通訳が24時間常駐。日本人専門クリニック(JMS)あり。救急車の手配も可能。MRTペチャブリ駅からタクシー約15分 02-310-3000
サミティベート病院(Samitivej) スクンビット院・スリナカリン院。日本語対応あり。日本人旅行者に人気。BTSプロンポン駅近く 02-022-2222
BNH病院 BTSサラデーン駅近くで観光客に便利。日本語通訳あり 02-686-2700
⚠️ タイの医療費は非常に高額になる可能性がある

バンコクの私立病院は世界水準の医療を提供しますが、費用は日本より高く、入院・手術になると数百万円になることも。海外旅行保険への加入は必須です。クレジットカード付帯の保険は補償額が不十分な場合が多いため、別途加入を強く推奨します(疾病・傷害治療費用1,000万円以上のプランを選択)。


⑥ トラブル発生時の対処フロー

財布・スマホ・バッグを盗まれた場合

1
まず冷静に。周囲を確認する

パニックになって不審な人を追いかけるのは危険。盗まれた場所・時刻・状況を記憶しておく。

2
クレジットカードを即座に停止

カードが含まれていた場合は日本のカード会社の緊急連絡先に電話して即時利用停止。出発前に各カードの海外緊急連絡先をメモしておくこと。

最優先アクション

3
タイ観光警察(1155)または最寄り警察署に被害届を提出

1155に電話後、4番を押すと日本語対応に切り替わります。英語対応も可能。被害届(Police Report)は海外旅行保険請求に必須なので必ずもらう。「Police Report, please」と伝えること。

保険請求に絶対必要
1155→4で日本語対応

4
海外旅行保険会社に連絡

保険証書の緊急連絡先に電話。指示に従い必要書類を用意。キャッシュサービスが受けられる場合もある。

5
パスポートが盗まれた場合は大使館へ(次のセクション参照)

緊急帰国に必要な手続きがある。在タイ日本大使館(02-207-8500)に連絡。

病気・怪我をした場合

1
重症の場合:バンコク病院の救急へ直接電話

バンコク病院(02-310-3000)に電話すれば日本語対応で救急車の手配が可能。タイに「119番相当の共通番号」はなく、救急は191だがタイ語のみ。

2
軽症の場合:日本語対応病院を受診

バンコク病院・サミティベート病院のいずれかへ。「Japanese please」と伝えれば日本語通訳が対応。

3
保険会社に連絡・キャッシュレス受診の手続き

主要病院は保険会社と提携しており、キャッシュレスで受診できる場合がある。まず保険会社に連絡して確認する。

自己負担を最小化

4
必要に応じて在タイ日本大使館に相談

入院が長引く、家族への連絡が必要な場合など、大使館の邦人援護担当に相談できる(02-207-8500)。


⑦ パスポート紛失・盗難の対処フロー

⚠️ パスポートを失くしたら…落ち着いて。以下の手順で対処できます。

パスポートなしでは帰国できませんが、在タイ日本大使館が「帰国のための渡航書」を発行してくれます。手続きには数日かかる場合があるので、旅行保険の補償(滞在延長費用)を確認しておきましょう。パスポートの写真ページを事前にスマホ・クラウドに保存しておくと手続きが格段にスムーズになります。

1
タイ警察に被害届を提出(盗難の場合)

観光警察(1155→4で日本語)または最寄りの警察署へ。「Police Report(紛失・盗難届)」を英語で発行してもらう。これが大使館での手続きに必要。

大使館手続きに必須

2
在タイ日本国大使館に連絡・来館

📍 住所:177 Witthayu Road, Bangkok(MRTルンピニ駅から徒歩約5分)
📞 電話:02-207-8500
平日9:00〜12:00 / 13:30〜16:30。緊急時は時間外でも対応あり。事前に電話で状況を伝えるとスムーズ。

3
必要書類を揃える

①警察の被害届 ②顔写真2枚(4.5cm×3.5cm)③日程を証明できるもの(航空券等)④本人確認書類(運転免許証など)⑤手数料。パスポートのコピーがあれば手続きが早くなる。

4
「帰国のための渡航書」または新規パスポートを申請

急いで帰国する場合は「帰国のための渡航書」(1〜2日で発行、タイのみ有効)。日程に余裕があれば新規パスポート申請(発行まで数週間)。ほとんどの旅行者は渡航書を選択。

渡航書なら1〜2日で帰国可能

5
航空会社・ホテルに連絡

帰国日が変更になる場合は航空会社に連絡。旅行保険の「旅行変更費用補償」が適用できるか確認する。

💡 パスポート紛失を防ぐ・備える3つの習慣
  • パスポートの写真ページをスマホで撮影+Googleドライブ・iCloudにも保存しておく
  • ホテルの金庫にパスポートを保管し、外出時はコピーを携行(タイには携帯義務あるので本人判断)
  • 外務省「たびレジ」に登録して大使館からの緊急連絡を受け取れるようにしておく

⑧ 緊急連絡先一覧(スクリーンショット推奨)

以下の連絡先はスマホのスクリーンショットを撮って、オフラインでも見られるようにしておきましょう。

📞
タイ旅行 緊急連絡先一覧
スクリーンショットして保存推奨

🚨 タイ観光警察
Tourist Police
1155
英語対応可・24時間。4番で日本語対応。詐欺・トラブル全般

🚒 タイ救急・一般警察・火災
Emergency / Police / Fire
191 / 199
タイ語が多い。緊急時は翻訳アプリを活用。重症はバンコク病院に直接電話が確実

🏛️ 在タイ日本国大使館
Embassy of Japan in Thailand
02-207-8500
177 Witthayu Road / MRTルンピニ駅から徒歩約5分 / 緊急時は24時間対応あり

🏥 バンコク病院(日本語)
Bangkok Hospital
02-310-3000
日本語通訳24時間。救急車手配可能。JMS(日本人専門クリニック)あり

🏥 サミティベート病院
Samitivej Hospital
02-022-2222
スクンビット院。日本語対応あり。BTSプロンポン駅近く

🏛️ タイ観光スポーツ省 詐欺相談
MOTS Tourist Fraud
+66-2-356-0650
詐欺被害の専門相談窓口。スワンナプーム・ドンムアン空港にも窓口あり

📱 外務省 たびレジ
海外安全情報登録
事前登録必須
www.ezairyu.mofa.go.jp 出発前に登録を。緊急時に大使館からSMSで連絡が来る

🌐 外務省 海外安全情報
外務省危険情報
www.anzen.mofa.go.jp
タイの最新治安・感染症情報を常時確認できる


⑨ 出発前にやっておく安全対策チェックリスト

✅ 安全対策 出発前チェックリスト

海外旅行保険に加入した(疾病治療費用1,000万円以上推奨。クレカ付帯のみは不十分な場合あり)

外務省「たびレジ」に登録した(www.ezairyu.mofa.go.jp)

パスポートの写真ページをスマホ+クラウドに保存した

クレジットカードの海外緊急連絡先をメモした

在タイ日本大使館(02-207-8500)をスマホに登録した

バンコク病院(02-310-3000)をスマホに登録した

旅行日程・宿泊先を家族・友人に共有した

常備薬・整腸剤・虫除けスプレー・日焼け止めを準備した

Grabアプリをインストール・日本で登録済み

緊急用の現金(2,000B程度)を財布とは別の場所に用意した

この章の詐欺手口10選を読んで「知っている」状態にした

緊急連絡先一覧をスクリーンショットしてスマホに保存した

トゥクたろう
トゥクたろうのひとこと

「チェックリスト全部クリアした人は準備完了トゥク!いざとなればどんなトラブルも乗り越えられる知識を持てたトゥク〜。大事なのは知識トゥク。怖がらず、賢く旅してトゥク!タイを思いっきり楽しんでくるトゥク〜!」


第6章のまとめ

1155タイ観光警察(4番で日本語)
02-310-3000バンコク病院(日本語24時間)
02-207-8500在タイ日本大使館
即停止カード盗難時の最優先行動
Police
Report
保険請求に必須の書類
たびレジ出発前に必ず登録

❓ よくある質問

Q詐欺に遭ってしまったらどうすればいい?
まず冷静になり、①クレジットカードを持っていた場合は即時停止、②タイ観光警察(1155→4番で日本語対応)に電話、③最寄りの警察署で被害届(Police Report)を取得、④海外旅行保険会社に連絡——の順で動きましょう。お金を騙し取られた場合の回収は難しいですが、被害届は保険請求と再発防止のために必要です。
Qタイ警察は信頼できますか?
観光エリアに配置された「観光警察(Tourist Police)」は旅行者サポートに慣れており、英語対応も可能です。1155に電話後、4番を押すと日本語対応に切り替わります。一般の警察官への直接の相談は言語の壁がありますが、観光警察を通じれば安心です。
Q旅行保険はどれくらいの補償が必要ですか?
最低でも「疾病・傷害治療費用」が1,000万円以上のプランを選ぶことを推奨します。タイの私立病院での手術・入院は数百万円になることがあります。クレジットカード付帯の保険は補償額が低いことが多いので、必ず別途確認してください。また、携行品損害(スマホ・カメラ等)の補償も確認しておくと安心です。
Q「お金見せて詐欺」に遭ったかもしれない。どうすれば?
まず財布・クレジットカードがすべて揃っているか確認してください。カードが含まれていた場合は即座に利用停止の連絡を。現金が盗まれた場合は観光警察(1155)に連絡して被害届を取得し、海外旅行保険会社に連絡してください。声をかけてきた人物の特徴(人数・服装・国籍を名乗った言語等)をメモしておくと被害届の記入に役立ちます。
Q「たびレジ」とは何ですか?必ず登録が必要ですか?
外務省が運営する海外渡航者向け安全情報登録サービスです。登録しておくと、現地での自然災害・テロ・感染症などの緊急情報がメールで届き、有事の際には大使館からSMSで安否確認の連絡が来ます。登録は無料で出発前5分で完了します(www.ezairyu.mofa.go.jp)。義務ではありませんが、第2章でも触れた通り、強く推奨します。
Qバイクレンタルはしても大丈夫ですか?
観光地周辺でのバイクレンタルにはいくつかのリスクがあります。①タイでも日本の自動二輪免許が必要で、無免許で乗ると罰金・賄賂を請求される可能性があります。②業者にパスポートを担保に取られるケースがあります(紛失リスク)。③乗車前から存在した傷について「あなたがつけた」と高額な修理代を請求される詐欺があります。レンタル前に全傷を写真・動画で記録し、確認書を取ること。不安であればGrabやタクシーを利用するのが安全です。

NEXT CHAPTER(最終章)
第7章:帰国・よくある質問
出国手続き・免税申告・残ったバーツの使い方・帰国後の手続きまで完全解説します。

第7章を読む →

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!