タイ旅行でやってはいけない
マナー・NG行為 10選
知らないと罰金・逮捕・トラブルになる行為を、重要度つきで徹底解説。
出発前に必ずチェック!
タイは世界中から観光客が訪れる人気の旅行先です。物価も比較的安く、食事も美味しく、観光スポットも豊富なため、初めての海外旅行先として選ぶ人も多い国です。
しかし、日本とは文化・宗教・法律が大きく異なるため、知らないうちに違法行為やマナー違反をしてしまうリスクがあります。悪気がなくても、現地では厳しく対処されるケースがあります。

タイで最も厳重に注意すべきNG行為のひとつです。タイでは王室は国民から深く敬愛されており、軽い発言でも深刻なトラブルになりえます。
タイには「不敬罪(Lèse-majesté)」という法律があり、王室への侮辱・批判は最大15年の懲役刑が科される可能性があります。観光客であっても例外ではなく、実際に外国人が逮捕・起訴されたケースが存在します。
- 王室メンバーを批判・冗談のネタにする
- SNSに王室を侮辱する内容を投稿する
- タイ国内で政治・王室の話題を不用意に話す
重要:SNS投稿も対象になります。タイ滞在中はもちろん、過去の投稿が問題になるケースも。旅行中は政治・王室の話題は一切避けるのが安全です。

タイ旅行で近年最も多いトラブルのひとつが電子タバコ問題です。日本では普通に販売・使用されているため、知らずにスーツケースに入れてしまう旅行者が後を絶ちません。
タイでは電子タバコ・加熱式タバコは法律で輸入・所持・使用が全面禁止されています。空港での没収にとどまらず、罰金・警察による事情聴取が科されたケースもあります。
- VAPE(電子タバコ)
- IQOS・glo・PloomTECHなどの加熱式タバコ
- リキッド(ニコチン入り・入りなし問わず)
注意:タイの街中でも違法販売されていますが、絶対に購入しないこと。所持しているだけで摘発対象になります。出発前にスーツケースを必ずチェックしましょう。

意外と知られていないルールですが、タイのお金(バーツ紙幣・硬貨)には国王陛下の肖像が描かれています。そのため、お金を踏んだり、雑に扱う行為は王室への侮辱と見なされる場合があります。
- 落ちたお金を足で止める(日本ではよくある行為ですが厳禁)
- お金をぐしゃぐしゃに丸める
- お金の上に座る・踏みつける
お金を落とした際は、必ず手でていねいに拾いましょう。足で止めようとする癖がある方は特に注意が必要です。

バンコクのワット・プラケオ(王宮・エメラルド寺院)をはじめ、タイの有名寺院は観光地であると同時に現役の宗教施設です。そのため、服装に厳格なドレスコードが設けられています。
- タンクトップ・ノースリーブ(肩が露出している服)
- 短すぎるショートパンツ・ミニスカート(膝上丈)
- 体のラインが強調される服・透けている服
服装NGの場合は入場を断られます。ワット・プラケオなどは入口で布を貸し出していますが、混雑時は対応が遅れることも。肩と膝が隠れる服を最初から着ていくのがベストです。

タイは仏教国であり、仏像はタイの人々にとって信仰の対象そのものです。観光客が仏像の前でポーズをとって写真を撮る行為は、それ自体は問題ありませんが、敬意のない行動は周囲の強い反感を買います。
- 仏像によじ登る・座る
- 仏像の前でふざけたポーズ・背を向けて写真を撮る
- 仏像の頭部や顔に触れる
写真を撮る際は仏像の前で合掌するか、少し離れて正面から撮るのが礼儀です。寺院内での笑い声や大声も控えましょう。

バンコクのタクシートラブルで最も多いのが「メーターを使わず、割高な定額料金を提示してくる」ケースです。観光客と見るや、法外な料金を請求してくる悪質な運転手が一定数います。
- 乗車前に「○○バーツでどう?」と持ちかけてくる運転手はNG
- 「メーターは壊れている」という言い訳は高確率でウソ
- 空港前でしつこく声をかけてくるタクシーは特に要注意
正規のタクシーに乗ったら「Meter, please.(メーターで)」と一言伝えましょう。応じてくれない場合はすぐに降りて別の車を探すか、GrabやBoltなどの配車アプリを使うのが最も安全です。

オレンジ色の袈裟をまとった僧侶は、タイ社会で最も尊敬される存在のひとつです。特に旅行者が知らずにやってしまいがちな重要なタブーがあります。
女性は僧侶に直接触れてはいけません。これは仏教の修行規律に基づくものです。物を渡す際も、手渡しするのではなく机や布の上に置くのがマナーです。
- (女性が)僧侶の体に直接触れる
- (女性が)僧侶に直接物を手渡しする
- 電車・バスの僧侶専用席に一般人が座る
男性の場合は比較的緩やかですが、いずれも僧侶に対しては礼儀正しく接することが大切です。街中で見かけたときはそっと道を空けてあげましょう。

タイでは頭は体の中で最も神聖な部位とされています。日本では子供の頭をなでることが親しみの表現として一般的ですが、タイではこれが失礼にあたる場合があります。
- 子供の頭をかわいいと思ってなでる
- 冗談や親しみで人の頭に触れる
家族や親しい間柄であれば問題ないケースもありますが、旅行者が現地の人(特に子供)の頭に触れるのは控えるのが無難です。

タイでは足は体の中で最も低い(不浄な)部位とされています。そのため、足の裏を他人や仏像に向ける行為は侮辱と受け取られることがあります。
- 寺院で足を仏像に向けて座る
- 椅子に座って足を高くあげ、足裏を人に向ける
- テーブルの上に足を乗せる
寺院の床に座る際は、足を横に流す「横座り」か、かかとを後ろに引く姿勢が適切です。足裏が仏像の方向を向かないよう意識しましょう。

タイを代表するフルーツ「ドリアン」は、独特の濃厚な甘みで根強いファンを持つ一方、その強烈な臭いが問題になることがあります。
多くのホテル・BTSスカイトレイン・MRT地下鉄ではドリアンの持ち込みを明確に禁止しており、違反すると罰金が課せられる場合があります。入口や部屋に禁止マークが貼られていることも多いです。
- ホテルの部屋にドリアンを持ち込む(罰金あり)
- BTSスカイトレイン・MRTにドリアンを持ち込む
- 閉鎖空間(タクシー・バスなど)でドリアンを食べる
ドリアンは屋台やフルーツ専門店・市場でその場で食べるのが正しいスタイルです。タイならではの食文化を現地の雰囲気の中で楽しみましょう!
電子タバコ・IQOSを荷物に入れていない
王室・政治の話題は旅行中に避ける
タイのお金を足で踏まない
寺院用に肩・膝を隠せる服を準備した
タクシーはメーター使用 or Grabを使う
仏像には敬意ある姿勢で接する
(女性)僧侶に直接触れない・物を手渡ししない
子供も含め他人の頭を触らない
寺院では足を仏像に向けて座らない
ドリアンはホテル・電車に持ち込まない
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もっと楽しくなる
今回紹介した10のNG行為を頭に入れておくだけで、トラブルの大半は防ぐことができます。タイは親しみやすく、笑顔あふれる素晴らしい国です。現地の文化を尊重しながら、思い出に残る旅を楽しんでください!
